【速報】冷凍庫の女性遺体、遺棄ほう助罪で住人の裁判所事務官らを起訴

滋賀県長浜市の住宅の冷凍庫から無職女性=当時(53)=の遺体が見つかった死体遺棄事件で、大津地検は14日、死体遺棄ほう助罪で、この家に住む男(72)と同居する息子で裁判所事務官の男(49)を起訴した。認否は明らかにしていない。 事件は4月2日に発覚。県警は女性が亡くなったのは2020年9月ごろとし、死因は不詳としている。これまでに夫のアルバイト清掃員の被告の男(63)=堺市東区=が死体遺棄罪で起訴されている。 起訴状では、親子の両被告は共謀し、夫の被告が遺棄した女性の遺体を入れた冷凍庫の電気料金を負担し、20年9月9日ごろから24年10月17日ごろまで、周辺に消臭剤を置くなどしたとされる。 親子は、女性に暴行を加えてけがを負わせたとして傷害の疑いで再逮捕されていたが、大津地検は14日、不起訴処分としたと発表した。処分の理由は説明していない。 県警は今年4月3日、親子と夫の3人を死体遺棄容疑で逮捕。地検は同23日、死体遺棄罪で夫のみを起訴し、親子は処分保留としていた。

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