「慎重な運転を」県内で死亡事故相次ぐ【愛媛】

県内で交通死亡事故が相次いでいます。 西予市では19日午前、トンネル内を自転車で走っていた70代の男性が軽乗用車にはねられ死亡しました。 警察によりますと19日午前10時前、西予市宇和町の県道のトンネルで、自転車で走っていた近くに住む浜田宣博さん76歳が後ろから軽乗用車にはねられました。 浜田さんは頭などを強く打ち市内の病院に救急搬送されましたが死亡が確認され、警察は軽乗用車を運転していた西予市三瓶町の無職の女(69)を過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕しました。 女は警察の調べに「ぶつかったことは間違いありません」と容疑を認めていて、警察では容疑を過失運転致死に切り替え捜査を進めています。 また、18日午後9時前、八幡浜市の国道で信号機のない横断歩道を歩いて渡っていた市内の村上真理さん54歳が軽乗用車にはねられました。 村上さんは胸などを強く打っていて、搬送先の病院で容態が悪化しおよそ4時間半後に亡くなりました。 現場は見通しの良い片側1車線の道路で、警察では、軽乗用車を運転していた60代の男性から話を聞くなどして、事故の詳しい状況を調べています。 なお、県内では17日にも、新居浜市で自転車の高齢男性が乗用車にはねられて死亡するなど交通死亡事故が相次いでいて、県警は、これから日が長くなり運転の機会も増える中、梅雨の時期を迎え見通しが悪いことも増えるとしてより一層、前をしっかり見てスピードを抑え、慎重な運転を心がけるよう呼びかけています。

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