酒気帯び運転をし事故を起こしたとして秋田大学医学部附属病院の40代の女性医師が逮捕された事件でこの車に別の病院の女性医師が乗っていたことがわかりました。 11日夜、秋田大学医学部附属病院に所属する産婦人科の40代の女性医師は秋田市保戸野の県道で酒気を帯びた状態で普通乗用車を運転し車と正面衝突したとして、酒気帯び運転の疑いで逮捕されました。 警察によりますと女性医師は当初容疑を否認していましたが、翌日容疑を認めています。 その後の取材でこの女性医師が運転する車に秋田市の市立秋田総合病院に務める女性医師が同乗していたことが新たにわかりました。 病院によりますと事故の翌日に本人から事故を起こした車に乗っていた旨の申し出があったということです。病院は本人に聞き取りを続けていて「結果を踏まえ処分を検討する」としています。 道路交通法では運転手が酒気を帯びていることを知っていたなどの場合、同乗者を厳しく罰せる飲酒運転同乗罪などもあります。 警察は「慎重に捜査している」としています。