香川県内の温泉施設で男子児童らの裸を販売目的で盗撮したとして今月（5月）、男が逮捕された事件です。男は施設の歓迎用の看板で団体名などを確認し、犯行に及んでいたことがわかり、香川県警は、県内の施設に対策を依頼しました。 児童ポルノ禁止法違反の疑いで今月、大阪府警に逮捕されたのは徳島県美馬市の元幼稚園職員の男（38）です。これまでの調べで男は、男子児童らを狙った販売目的での盗撮を繰り返し、被害者は数千人にのぼるとみられています。 また、男は施設の歓迎用の立て看板に書かれた団体名を見て、男児らの宿泊を把握していたということです。 これを受け、香川県警はおととい（20日）、県内の宿泊施設でつくる組合に対し、立て看板の表記を団体名から代表者の名字に変更するなどの協力を依頼。同様の被害を防ぎたいとしています。