日本サッカー協会は23日、2026年W杯アジア最終予選C組の第9戦オーストラリア戦(6月5日、パース)と、第10戦インドネシア戦(同10日、吹田S)を戦う日本代表メンバーを発表した。 ドイツ1部マインツに所属するMF佐野海舟が、2024年1月以来の代表復帰。今季は移籍1年目のドイツで全試合に出場し、持ち前のスタミナやデュエルで存在感を発揮していた。ただ、昨年7月14日に女性に性的暴行を行った疑いで逮捕され、同29日に釈放。8月8日に不起訴処分になっていたが、問題が起こっていた。 千葉市で会見を行った森保一監督(56)は「個人的には『ミス』を犯したということはありえると言えるかもしれないですが、チームの一員と考えたとき、指導者として一人の選手と向き合う中で、『ミス』を犯した選手をそのままサッカー界から葬りさるのか、再チャレンジする道を与えることの方がいいと思った」と話した。