佐野海舟、代表復帰にネットも反応「帰って来たぞ」「ありえない」と賛否、森保監督「再チャレンジする道を”家族”としても与えたい」

日本サッカー協会は23日、2026年W杯北中米大会アジア最終予選のアウェー・オーストラリア戦(6月5日・パース)、ホーム・インドネシア戦(同10日・パナソニックスタジアム吹田)に臨む日本代表メンバー27人を発表した。ネット上ではMF佐野海舟(マインツ)が復帰したことが話題となっている。 佐野海は昨年7月、鹿島からマインツへの移籍が決まった直後、不同意性交の容疑で逮捕された。その後に不起訴となったが、代表復帰は昨年1月以来となった。 山本昌邦ナショナルチームダイレクターは「次の理由から選出しております。1つ目は、相手の方に対して話し合いをし、謝罪したことを確認した。2つ目に、本人が深く反省していること。そして3つ目に、不起訴処分という判断が警察によってなされたこと。刑事事件としては罪に問われずに終了していること。この観点で選出をいたしました」と説明した。 森保一監督は「私自身もコンタクトを取っていましたし、彼の言動を見ても深く反省していることは強く感じました。そのうえで彼が今ドイツでプレーしている中で、真摯(しんし)に競技に向き合って社会に貢献する強い気持ちをもってプレーしている。我々としてもまたチームに迎え入れて、社会に貢献する日本代表の一員として戦っても良いのではないかなという判断をさせていただきました」と話した。 続けて「チームの一員ということを家族と考えたときに。一人の人としてミスを犯した選手をそのまま社会から葬り去るのか、サッカー界から葬り去るのか。再チャレンジする道を家族としても与えることの方がいいのではないかと判断させていただきました」と経緯を語った。 ネット上では「もちろん佐野海舟がやったことは許されることではないが ポイチのこういうとこほんと好きなんよな」「佐野海舟が日本代表に帰って来たぞ!!!!!!!!」「佐野海舟選ばれたのマジで嬉しいかもしれん」と好意的な声の一方、「サッカーさえ上手ければいい奴らだということが確定したか」「佐野海舟いるのありえない」といった批判的な意見も見られる。

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