川崎警察署の取調室から監視の警察官が居眠りをしている隙を見て逃げようとしたとして24日、32歳の男が現行犯逮捕されました。 神奈川県警によりますと、逮捕されたのは川崎市川崎区に住む自称・個人配送業の高井康平容疑者（32）です。 高井容疑者は24日午前9時半過ぎ、覚醒剤取締法違反の疑いで川崎警察署で取り調べを受け留置場へ移動するまでの間、監視していた警察官が居眠り中に腰縄をほどいて逃げようとした単純逃走未遂の疑いが持たれています。 高井容疑者は、警察署からおよそ200メートル先の路上で取り押さえられました。取調室は2階にあり警察官2人が交代でおよそ1時間20分ほど容疑者を監視していたということです。 川崎警察署の萩峯義成副署長は「事実を確認のうえ、再発防止に努めてまいります」とコメントしています。