川崎市の住宅から女性の遺体が見つかった事件をめぐって、県警の和田薫本部長は県議会の常任委員会で、事件の受け止めや県警の対応について検証するチームを設置していることを報告しました。 この事件はことし4月、川崎市川崎区の住宅から、ボストンバッグに入った岡崎彩咲陽さんの遺体が見つかり、元交際相手の白井秀征容疑者が死体遺棄などの罪で起訴されたものです。 3日の神奈川県議会防災警察常任委員会で県警の和田本部長は「被害者などから相談を受けていたにもかかわらず、結果として重大な事案になったことを重く受け止めている」と述べたうえで逮捕までの一連の対応について検証するチームを設置していることを報告しました。 県警和田薫本部長 「一連の対応状況についてさまざまな指摘や批判をいただいており、県警察として真しに受け止めるとともに、去年6月以降の県警察の対応についての検証をしっかりと進めていくことが重要であると考えている」