兵庫県洲本市役所の職員に暴行を加えたとして、県警洲本署は4日、公務執行妨害の疑いで、洲本市の無職の男(76)を現行犯逮捕した。 逮捕容疑は同日午前11時50分ごろ、洲本市本町3の洲本市役所1階で、企画情報部の男性部長(60)が首にかけていた名札を引っ張った疑い。調べに対し「態度に腹が立った」と容疑を認めている。 同署によると、男は、同市役所1階の保険医療課で後期高齢者医療について相談していたが、その後「ふるさと納税について聞きたい」などと話したため、担当している男性部長が対応。男が、個人情報が含まれる資料の開示を求めたため、男性部長が手続きについて説明していたところ、暴行に及んだ。居合わせた男性職員が110番したという。