「間違いありません」知人の両親を包丁で襲い死傷した疑いで逮捕された男(27)の初公判【岡山】

おととし(2023年)12月、岡山県倉敷市玉島の住宅で夫婦が刃物で襲われ死傷した事件です。 殺人などの罪に問われている男の初公判が岡山地裁で開かれ、男は起訴内容を認めました。 殺人などの罪に問われているのは、岡山市北区の無職村上航希被告(27)です。 起訴状などによりますと、村上被告はおととし12月、知人の問田直孝被告と共謀して倉敷市玉島の住宅で、問田被告の両親を包丁で襲い父親を殺害、母親に重傷を負わせた罪などに問われています。 村上被告はきょう(9日)の初公判で、「間違いありません」と起訴内容を認めました。 検察は冒頭陳述で、「被告は問田被告から殺害を依頼され、報酬の欲しさから実行犯を引き受けた。自ら包丁で殺害することを提案した」などと犯行に対する積極性を指摘。 これに対し、弁護側は「問田被告の両親への強い殺意と犯行の計画に村上被告が利用された」などと主張し、情状酌量を求めました。 裁判はあさって結審する予定です。

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