自ら使用するかのように装いスマホを契約 詐欺の疑いで男女4人逮捕「トクリュウ」の犯行か 北海道

北海道警は2025年6月9日、詐欺の疑いで、札幌市の飲食店店長・濱下翔冴容疑者(23)と石狩市の無職・浅田穂波容疑者(22)ら男女4人を逮捕したと発表しました。 4人は共謀の上、2024年8月16日、函館市の家電量販店で従業員に対し、契約者自らが使用するかのように装って、通信サービス契約の締結とスマートフォン2台の購入を申し込み、通信可能なスマートフォン2台(販売価格合計34万1550円)をだまし取った疑いが持たれています。 濱下容疑者が主犯格とみられていますが、4人の認否は明らかになっていません。 道警によりますと、だまし取ったスマートフォンは売却して収益を得ていたとみられ、余罪も複数あるとみて捜査しています。 また、濱下容疑者は札幌の会社「M’s」グループの系列店舗の店長で、これまでに「M’s」の自称会長・武藤健太郎容疑者(41)や社員の植村裕太容疑者(27)ら10人が、詐欺などの疑いで逮捕・送検されています。 道警は「M’s」グループが違法なビジネスモデルを構築して多額の収益を得ているとみて調べを進めるとともに、SNSなどから実行役を募る匿名・流動型犯罪グループ「トクリュウ」の犯行とみて捜査しています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加