福岡市内のホテルに滞在し、宿泊代や飲食代など約38万円を支払わなかったとして20日、45歳の男が詐欺の現行犯で逮捕されました。 博多警察署によりますと、逮捕された住居不定、無職の45歳の男は17日に福岡市博多区住吉のホテルを訪れ、当初は1泊の予定でしたが連泊願いが続き、20日午後3時ごろにさらに連泊させてほしいとフロントに伝えました。 ホテル側が男に当日までの宿泊代の支払いを求めると男は「お金がない」などと話し、1時間半ほどやり取りの末、男が支払わなかったため、フロントの係員が警察に通報しました。 駆けつけた警察官が男に任意同行を求めましたが男は応じず、現行犯逮捕しました。 被害額は宿泊代約10万円のほかルームサービスやラウンジ、ダイニングでの代金など約27万円の計37万6000円に上り、調べに対し男は「金融商品取引で入金の予定があり、それで支払う予定だった」などと説明しているということです。 警察が動機などを詳しく調べています。