大手通販サイトになりすましIDやパスワードを不正に取得…偽のフィッシングサイトは生成AIで改良か 29歳の男らを逮捕

大手通販サイトのなりすましを摘発。偽のフィッシングサイトの改良には、生成AIが使われていたということです。 不正アクセス禁止法違反の疑いで逮捕されたのは、大阪市浪速区の自称データサイエンティスト・吉岡真也容疑者(29)と住居不詳・無職の藤山浩至容疑者(36)です。2人は去年、大手通販サイトの運営会社になりすまして偽のフィッシングサイトを開設し、不正に取得した5人分の通販サイトのIDやパスワードを保管した疑いがもたれています。 警察によりますと吉岡容疑者らは、IDなどを手に入れるために次のようなメッセージを被害者に送っていたということです。 【吉岡容疑者らが送ったメッセージより】 「異常なアクティビティを検知した為、パスワードの変更を推奨します」 また、誘導先の偽サイトのプログラムの改良には、生成AIを活用していたとみられています。警察は2人の認否を明らかにしていませんが、大手通販サイトになりすましたフィッシングサイト開設者の摘発は、大阪では初めてだということです。

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