高齢者から現金をだまし取ったとして、指定暴力団 道仁会系の組員ら6人が逮捕された事件で、警察が27日 暴力団の本部事務所を家宅捜索しました。 小田孝和カメラマン 「午前10時半過ぎ、捜査員が道仁会本部事務所へ家宅捜索に入ります」 27日午前、久留米市にある道仁会の本部事務所に、捜査員およそ30人が家宅捜索に入りました。 この捜索は、道仁会系組員の川島魁斗容疑者が少年ら5人と共謀し、3人の高齢者から670万円をだまし取ったなどとして、逮捕されたことを受け行われたものです。 警察によりますと、川島容疑者は「高額な報酬がもらえる」として、中学生らを「受け子」に勧誘し管理していて、詐欺の被害にあった高齢者は、ほかにも複数いるとみられています。 警察は道仁会が組織的に関与し、詐欺の利益を資金源にしていた可能性があるとみて、捜査を進めています。