「人生が思うようにいかずむしゃくしゃして」アパートの壁など壊し無断退去か 被害額は120万円 31歳住居不定無職の男逮捕

2023年6月ごろ、福岡県筑後市で当時住んでいたアパートの扉や壁に家具を投げつけるなどして壊したとして、住居不定・無職の31歳の男が逮捕されました。 男は「人生が思うようにいかずにむしゃくしゃして壊した」などと話しているということです。 建造物損壊の疑いで逮捕されたのは住居不定・無職の31歳の男です。 31歳の男は2023年6月上旬ごろから下旬ごろまでの間、当時住んでいたアパートの一室で扉や壁などに家具を投げつけるなどして壊した疑いが持たれています(損害額約123万4900円相当)。 男は事件後にアパートを無断退去したとみられていて、2024年1月、大家の男性が家賃滞納を注意しようとこの部屋を訪れたことで被害が発覚。 室内は穴だらけで壁に木の棒が刺さっていたほか、フライパンや椅子、テーブルなどが散乱した状態だったということです。 警察が退去した男の行方を追っていたところ、2025年6月29日午前4時ごろ、筑後市内を走る不審な車を発見。 運転していた男に職務質問すると、現場の部屋に住んでいた男であることが発覚しました。 その後の調べで建造物損壊に関与した疑いが強まったということです。 逮捕された住居不定・無職の31歳の男は取り調べに対し「私が以前住んでいたアパートの壁などを壊したことに間違いありません。人生が思うようにいかずにむしゃくしゃして壊しました」などと話し、容疑を認めているということです。 また、男はアパートを退去後「全国のいろんなところに行っていました」とも話していて、警察は事件後の男の足取りを調べています。

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