広島県海田町が発注した公共工事の契約をめぐる贈収賄事件で、広島地検は海田町の職員の男らを収賄などの罪で起訴しました。 収賄や贈賄の罪で起訴されたのは、海田町・建設課の技師 岡山光太郎 被告(26)と海田町の土木会社の社長 安部真矢 被告(39)です。 起訴状などによりますと、岡山被告はおととし1月から去年10月までの間、海田町が発注した道路などに関する公共工事の随意契約で安部被告の会社が有利になるように便宜を図り、その見返りに接待を受けたほか現金を受け取った罪に問われています。 岡山被告は安部被告から8回にわたり、広島市中区のホテルなどであわせて12万円相当のデリバリーヘルスなどの接待を受けたり、現金8万円を受け取ったりしました。 逮捕当時、警察は、捜査に支障があるとして、2人の認否を明らかにしていません。