自動車盗中心 5県385件 被害1億3200万円裏付け 茨城県警

茨城県警牛久、日立、つくばの3署と県警捜査3課、福島県警の合同捜査班は3日、窃盗などの疑いで逮捕、送検され、現在服役中の男2人が茨城や福島など計5県で自動車盗を中心に385件の犯行を繰り返していたことを裏付けたと発表した。被害総額は約1億3200万円相当に上る。 2人は住所不定の男(53)と茨城県潮来市、無職男(53)。知人関係で、同じ窃盗グループの一員だったとみられる。 逮捕、送検容疑は2023年1月~24年10月ごろ、茨城、千葉、福島、栃木、埼玉の5県で、トヨタ「プリウス」や「ハイエース」など50台(計約5800万円相当)を盗んだ疑い。2人は容疑を認めている。 同署によると、2人はそれぞれ、月決め駐車場や民家に駐車中の車のドアを工具で外し、エンジンを不正に停止させたり、盗難防止装置を無効化させたりする装置を付けて車を盗んだ。車は近くの公園でナンバープレートを付け替え、後日にヤードに持ち込んで売却していた。

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