闇バイトへの注意を若い世代に呼びかけようと、警視庁練馬署は7日、東京都練馬区立開進第三小学校で講話を開いた。闇バイトを巡っては、中学生が応募した事件も起きており、同署は5、6年生のクラスで闇バイトの手口などを伝えた。 講話では、同校の6年生2人と署員が闇バイトの危険性について話し合う映像も流れ、「少し働くだけでたくさんのお金がもらえる」など、SNSで誘われることなどを学んだ。特殊詐欺の闇バイトに応募して逮捕された中学生の事例も紹介され、署は「小学生のうちから気をつけよう」と呼びかけた。 6年生の外舘はぐみさん(12)は、「闇バイトはニュースで見て知っていたけど、友達から誘われることもあるとは知らなかった」と話した。(長妻昭明)