「今すぐ出たい」オリックス・山岡泰輔が「移籍熱望」…”オンカジ問題”の球団対応に不満タラタラ

一連のオンラインカジノ問題が世間に暗い影を落としている。プロ野球界では8球団で16人の選手がオンラインカジノを利用したことが判明した。今年2月、最初に”オンカジ騒動”が発覚したのは、オリックス・山岡泰輔投手(29)だった。 山岡は現在、”禊”を済ませすでに1軍の試合に登板しているが、水面下では球団への”不信感”を募らせているという。 「2023年2月、海外のオンラインカジノサイトに接続してポーカー賭博をした疑いがもたれていた。春季キャンプ中の今年2月、球団が事態を把握して本人に確認した後に、大阪府警に相談。その後、極秘で帰阪した山岡が”自首”し、事情聴取を受けました。 2月21日にはチーム宿舎で球団が緊急会見を開き事実を公表、山岡は活動自粛を命じられました。4月に謝罪会見を行った後、2軍で実戦に復帰、不起訴処分も決まったことで現在は1軍の中継ぎ戦力としてプレーしています」(全国紙記者) プロ野球だけでなく芸能界にもオンカジ問題は飛び火し、遂には逮捕者が出るなど社会問題化している。 「発覚当初、球界においては当事者の名前を公表するかが球団任せでした。オリックスは親会社がコンプライアンスに厳しい上場企業なので、コンプライアンスの観点からすぐさま公表することを決めたのです。一方で、他球団の中には、”オンカジ”を利用した過去がありながら名前が明かされていない選手も多い。 これに山岡本人は『あまりに不公平過ぎる』と憤っているのです。事態の推移を見守らず、先走って氏名を公表した球団の姿勢は、一企業の対応として称賛されていますが、本人からすると『守ってくれなかった』と納得できていない様子。球団への不信感は相当なもので、周囲には『できることなら今すぐに球団を出たい』とこぼしたとか」(同前) さらにはこんな話も出回っている。 「どうやら山岡が球団内で孤立しているんですよ。他選手や球団関係者との間で”トラブル”を起こしたことがあったようで、味方があまりいないんです。 彼は今年5月15日に国内FA権を取得しました。投手陣が盤石とは言えないオリックスは複数年契約を結び残留させたい意向ですが、山岡は水面下で他球団の動向を注視している。オフにFA宣言して好条件を提示されれば、移籍を選択する可能性は高いでしょう」(球団関係者) ”オンカジ騒動”の影響は、今季のFA戦線にまで影響するようだ。

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