浜松市にある特別養護老人ホームのコロナ対策工事を巡る贈収賄事件で、静岡地検浜松支部は、逮捕・送検されていた男２人を社会福祉法違反（贈収賄）の罪で起訴しました。 起訴されたのは浜松市の特別養護老人ホームを運営する社会福祉法人の４７歳の元業務執行理事と建築設備工事会社の４８歳の代表取締役です。起訴状などによりますと、２人は２０２３年、特別養護老人ホームの新型コロナ感染対策のパーティション設置工事を巡り、元業務執行理事が建築設備工事会社の入札に便宜を図る見返りに現金２７５万円を受け取った罪に問われています。 この工事費は全額静岡県の補助金対象で、受注額は１２００万円でした。