鹿児島市の交差点で12日朝、横断歩道を渡っていた女性が車にはねられ死亡しました。警察は乗用車を運転していた69歳の男を過失運転傷害の疑いで現行犯逮捕しました。 鹿児島西警察署によりますと12日午前6時半ごろ、鹿児島市伊敷1丁目の国道3号と県道が交わる交差点で、横断歩道を歩いて渡っていた女性が右折してきた乗用車にはねられました。 女性は鹿児島市伊敷7丁目の二宮ツヤ子さん(77)で、頭などを強く打ち、意識不明の状態で病院に運ばれましたがおよそ2時間後に死亡しました。 警察は乗用車を運転していた鹿児島市西伊敷4丁目の自営業・萩本一代志容疑者(69)を過失運転傷害の疑いで現行犯逮捕しました。警察の調べに対し萩本容疑者は「運転中に人をはねたのは間違いない」と容疑を認めているということです。 事故当時、乗用車側の信号と横断歩道側の信号が青か赤のどちらだったかは捜査中で警察が事故の原因を調べています。