韓国国防部 ドローン司令官の職務停止へ=北朝鮮挑発容疑巡り

【ソウル聯合ニュース】韓国の国防部は21日、昨年12月の尹錫悦(ユン・ソクヨル)前大統領による「非常戒厳」宣言を捜査する特別検察官がドローン作戦司令部のキム・ヨンデ司令官を調べていることを受け、キム氏の職務停止のための手続きを取ったと明らかにした。 特別検察官はキム氏を緊急逮捕し、20日に逮捕状を請求した。 尹氏については非常戒厳宣言の名分をつくるため、ドローン作戦司令部に北朝鮮・平壌への無人機投入を指示したという外患容疑が持たれている。キム氏は平壌への無人機投入と非常戒厳との関連性を強く否定しており、特別検察官は証拠隠滅と逃亡の恐れがあると判断した。 キム氏は平壌への無人機投入作戦は北朝鮮の「汚物風船」への対抗のためで、合同参謀本部の指示を受けて適法に行ったものだと主張している。

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