木村“フィリップ”ミノルがK―1トーナメント参戦!「クリーンな姿で強さ見せる」 ドーピング検査も実施

立ち技格闘技のK-1が30日、都内で記者会見を行い、9月7日から開幕する「K-1 WORLD MAX -70kg世界最強決定トーナメント」の参加選手の最後の1名として元K―1王者・木村“フィリップ”ミノル(Battle-Box)の参戦が電撃決定した ブラジル出身の木村は父がイタリア系ブラジル人、母が日系ブラジル人で、3歳で日本に移住。10歳からキックボクシングを始め、2020年に17歳でプロデビュー。2018年にKrushウェルター級王座を獲得。2020年にK-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級王者に輝いていた。 2023年にRIZINに参戦した際に、ドーピング検査で陽性となり失格。試合は無効となり、罰金と半年間の出場停止処分を受けていた。さらに昨年10月に大麻取締法違反の疑いで逮捕されて、懲役6カ月、執行猶予3年の有罪判決を受けていた。 この日の会見に同席した宮田充プロデューサーは「いろんなことがあったんですけど、やり直してほしいし、ここでK-1で始まったミノルだからもう1回K-1で始めれば良いと思う。当然、批判はあると思うけど、もう1回ミノルくんに這い上がって欲しい」と期待し、ドーピング検査も試合前と試合後の2度実施することも報告した。 木村は「今までの人生で一番、トレーニングを突き詰めた半年だった。フィジカルもメンタルも充実している。自分自身を一番強く感じてます。試合する時にはクリーンな姿で、強さを見せたい。ぶっちぎりの優勝したい」と気合いをいれた。 現在の体重について聞かれると、少しイラつく表情を見せる場面もありながら「84キロぐらいですね。体重やコンディションについては長く話す気はなくて、70キロのトーナメントに出るので、70キロでベストな体をつくる。余計な心配せずに見てて下さい」と回答した。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加