スマホ使って商業施設で盗撮未遂の疑い 岐阜県警の警部を現行犯逮捕

愛知県警は3日、女性のスカートの中を撮影しようとしたとして、岐阜県警生活安全総務課長補佐の警部野村祐一容疑者(44)=同県羽島市江吉良町=を性的姿態撮影等処罰法違反未遂の疑いで現行犯逮捕し、発表した。「間違いない」と容疑を認めているという。 一宮署によると、野村容疑者は3日午後3時15分ごろ、愛知県一宮市の商業施設で、スマートフォンを入れた手提げかばんを女性(26)のスカート内に後方から差し入れ、下着を撮影しようとした疑いがある。 盗撮かと思った男性客が野村容疑者のかばんを見たところ、穴が開いていた。声を掛けると逃げたため、追いかけて取り押さえ110番通報したという。 スマホは動画撮影モードになっていたが、撮影はできていなかったという。 岐阜県警の実城晋吾首席監察官は「現職の警察官が逮捕されたことは誠に遺憾であり、被害者、関係者及び県民のみなさまに対し、おわび申し上げます。捜査結果を踏まえ、事実関係を明らかにし、厳正に対処いたします」とコメントした。(荻野好弘、連勝一郎)

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