コンピューター所有権を販売 “暗号資産で報酬”うたい違法な契約 1000万円以上集めた男逮捕

「暗号資産を得られたら報酬を支払う」とうたい、コンピューターの所有権を販売する違法な契約を結んだ疑いで、北海道岩内町に住む男が逮捕されました。 預託法違反の疑いで逮捕されたのは、岩内町の福田貴雄容疑者です。 (山岡記者)「いま福田容疑者は警察署内へと入って行きます」 福田容疑者は2023年11月から町内の男性ら4人に対し、暗号資産を得るために必要な計算=マイニングができるコンピューターの所有権を1台100万円で販売し、利益が出たら報酬を支払うとする違法な契約を結んだ疑いが持たれています。 警察によりますと、福田容疑者は違法な契約であわせて1000万円以上を集めたとみられますが、契約者に報酬は支払われていなかったということです。 高額な商品を買わせる手口は「販売預託商法」と呼ばれ、全国で巨額の被害が出たことから2022年の法改正で原則禁止されています。 改正預託法による逮捕は全国で2例目だということです。 福田容疑者は調べに対し、「間違いありませんが法律違反だと思わなかった」と容疑を一部否認しています。

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