爆破事件でウクライナ人逮捕 ロシア産ガス輸送管 独検察

【パリ時事】ドイツからの報道によると、同国検察は21日、ロシア産天然ガスを欧州に送る海底パイプライン「ノルドストリーム」が2022年に爆破された事件に絡み、ウクライナ人の男(49)が滞在先のイタリア北部で逮捕されたと発表した。 事件の首謀者の一人とみられるという。爆破の犯行声明は出ておらず、ウクライナ政府は関与を否定している。 独検察によると、男は仲間数人と共謀し、偽造した身分証でヨットをレンタル。22年9月に独北部ロストクを出港してガス輸送管に爆弾を仕掛け、爆破した。身柄は今後ドイツに引き渡される。

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