大分県津久見市の沖合で、砂利の運搬船とヨットが衝突し男性1人が死亡した事故で、国の運輸安全委員会は、運搬船が停泊している鹿児島港で船の設備などを調査しました。 この事故は今月13日、大分県津久見市の沖合で砂利の運搬船とヨットが衝突し、大分市の男性医師が死亡したものです。 ●小田アナウンサー・リポート 「鹿児島市の谷山港です。ヨットと衝突した船が港に停泊しています。事故原因究明のため、調査官が船に乗り込みました」 運搬船は鹿児島市に本社がある物流会社のもので、国の運輸安全委員会は鹿児島港で船の設備などを調べました。 ●運輸安全委員会・門司事務所 竜嗣首席地方事故調査官 「船の設備や機器類の状況確認、日ごろの運用状況を確認することが目的。このような不幸な事故が再発しないよう何が起きたのか原因の究明と再発防止策を検討していく」 逮捕されていた運搬船の船長は釈放され、任意での捜査が続いています。