新潟市の金融機関で拾ったキャッシュカードを届け出ることなく、金融機関のATMから現金を引き出そうとした遺失物横領と窃盗未遂の容疑で、燕市の無職の男(28)が逮捕されました。 警察によりますと、燕市中央通の無職の男(28)は2024年7月29日、新潟市南区の金融機関で他人名義のキャッシュカード1枚を拾い届けることなく横領し、そのキャッシュカードを使って2024年10月に南区の金融機関で、また2025年6月に燕市の金融機関でATMから現金を引き出そうとした疑いがもたれています。当時、キャッシュカードは利用停止中となっていて、2025年7月に金融機関から「他人のキャッシュカードで現金を引き出そうとしている者がいる」と通報があり発覚しました。 男は、遺失物横領の容疑については「キャッシュカードを拾って届け出しませんでした」と認めていますが、窃盗未遂の容疑は「キャッシュカードをATMに入れたのは自分のものと間違えて入れてしまいました」と否認しています。警察は、余罪などを調べています。