「闇バイト」犯罪に手を染めると『重い刑罰』原則、強盗致死は「死刑もしくは無期懲役」強盗は「5年以上の懲役刑」サイバーパトロールで見えてきた募集の実態

強盗事件や特殊詐欺事件の実行役として集められる「闇バイト」。その撲滅に向け活動するサイバーパトロールの現場を取材しました。SNS上で甘い言葉を並べながら若者を誘い込む巧妙な手口が見えてきました。 ■サイバーパトロールに密着 仙台市青葉区にあるIT企業。県警から委託を受けサイバーパトロールをしている会社の一つです。今回、パトロールの様子を特別に見せてもらいました。 キューアンドエー 佐々木由美さん: 「キーワードを入力し、検索最新の投稿が出るようにして該当の闇バイトの募集投稿を探します」 キーワードを打ち込み検索すると、SNS上に次々と募集を呼びかける投稿が現れました。「闇バイト」を堂々とうたう投稿も見られますが、ここ最近は、パトロールから逃れるため「ホアイト案件」「グレー案件」というキーワードも見られるといいます。 キューアンドエー 佐々木由美さん: 「隠語もすこしずつ形を変えながら、いろいろな方法でなんとか闇バイトに陥れようとしている」 ■相次ぐ「闇バイト」で凶悪事件 関東地方で相次いでいる強盗致死事件や強盗事件では、闇バイトに応募した若者が次々と逮捕されています。 宮城県内でも11月、特殊詐欺グループが摘発されリーダーを含む30人が逮捕されました。うその高額当選サイトなどを運営し金をだましっていた事件ですが、メールを送る「打ち子」は、一般求人サイトで集められていたと見られています。 私たちの身近に迫っている闇バイト、街の声は…。 20代社会人: 「(見たことは)ないですね。時給の金額や報酬金額を見たらすぐ変だなおかしいなと気づくと思う」 20代学生: 「闇バイトよりは、普通にバイトしたほうが信頼とかも得られると思うのでそっちのほうが良いと思う」 10代アルバイト: 「私はないですね。度胸がないので捕まるようなことは基本出来ない」 その一方で…。 10代学生: 「インスタとかでまわっているのを見たことある。夜歩くだけでお金がいくらかもらえるというもの」 10代学生: 「インスタで、スマホで何かするだけで30万円もらえるといったのは見たことある」

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