プレサンス冤罪事件 山岸氏が捜査を指揮した当時の主任検事を刑事告発

21億円を横領したとして逮捕・起訴され、その後、無罪が確定した不動産会社の元社長が当時の主任検事を刑事告発しました。 不動産会社プレサンスコーポレーションの元社長・山岸忍さんは、学校法人との土地取引をめぐり21億円を横領したとして大阪地検特捜部に逮捕・起訴されましたが、その後の裁判で無罪が確定しました。山岸さんはきょう、違法な取り調べを指示・容認し、逮捕・起訴を強行したなどとして、捜査を指揮した当時の主任検事、蜂須賀三紀雄氏を刑事告発しました。 【山岸忍さん】「隠蔽して逮捕状とって人の人生を狂わせた。裁判で裁かれないといけないと単純にそう思う」 また、検察の違法な取り調べが冤罪を生んだとして、国に7億7千万円の賠償を求めている裁判でも「蜂須賀検事が故意に冤罪を作り出し、検察官の職責に反する」などとした準備書面を大阪地裁に提出したということです。次回の裁判は10月29日の予定です。

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