玉川徹氏「保安検査場の監視カメラいるかも」羽田空港検査員による乗客の現金窃盗容疑逮捕受け

元テレビ朝日社員の玉川徹氏は16日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に生出演。東京・羽田空港で手荷物検査を担当していた保安検査員の男が、乗客がトレーに置いた現金9万円を盗んだとして、窃盗の疑いで逮捕されたことについて「これをきっかけに、そこ(保安検査場)の監視カメラも、いるかもしれない」と指摘した。 窃盗の疑いで逮捕されたのは松本龍容疑者(21)。逮捕容疑は9月13日午後6時25分ごろ、羽田空港国内線の検査場で、30代男性がポケットなどから出してトレーに置いた紙幣(9万円ふん)を盗んだ疑い。盗んだ紙幣は、近くのトイレの交換用トイレットペーパーの芯の中に隠していたとみられている。番組では、同容疑者が調べに「8月ごろから70件から80件やった。150万円くらい盗んだ」などと供述していることを報じた。 保安検査場のチェック機能について、「保安検査は性善説で成り立っている」などとする専門家のコメントも伝えた。 番組MCのフリーアナウンサー羽鳥慎一に「時間によっては、本当に忙しい場所ですからね」と水を向けられた玉川氏は、「僕も、飛行機に乗るときは、周りに人がいっぱいいる時間帯しか乗ったことがない。混んでいると、(窃盗しようとしても)見られますよね。他の人に」と指摘。これに羽鳥が「混んでいない時にやったということですかね」と述べると「たとえば、僕が最後の1人くらいで入って、うしろにだれもいなくて、急いでいるからトレーに荷物を置いて検査の方にいった時、うしろに人がいなかったら、だれも見られない。そういう機会を狙っていたのかなあ。でも(いつも混雑している)羽田だもんなあ」と、今回の犯行に首をひねった。 羽鳥が「専門家の方も『性善説』と言われていますが、(検査員に)任せていますからね。荷物を全部置いて、お願いしますという感じ。これをやられると、ちょっとどうかな、と思います」と困惑すると、玉川氏は「もしかしたら、これをきっかけにして、そこ(保安検査場)の監視カメラも、いるかもしれない」と指摘。羽鳥も「そうならざるを得ないかもしれませんね」と応じていた。

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