大洲と今治の住宅などに侵入し現金窃盗など計27件被害 ベトナムの技能実習生グループ最終送検【愛媛】

愛媛県の大洲市と今治市の住宅や空き家で、あわせて27件の窃盗などを繰り返した疑いで、ベトナム人の技能実習生のグループ4人が16日、松山地検大洲支部へ最終送検されました。閑散とした住宅地や農村部を狙い、現金や貴金属など約308万円相当を盗んだとしています。 住居侵入や窃盗などの疑いで最終送検されたのは、ベトナム人の元技能実習生で住所不定の21歳の男、ベトナム人の技能実習生で大洲市東大洲に住む34歳と21歳の男、今治市菊間町浜に住む21歳の男です。 警察の調べによりますと、4人は単独や数人で今年3月中旬から6月上旬の間、大洲市と今治市内の住宅や空き家に侵入し、あわせて27件で現金や指輪などの貴金属約308万円相当を盗んだ疑いがもたれています。 狙われたのは、閑散とした住宅地で農村部にある住宅や空き家で、窓ガラスを工具を割るなどの手口で侵入。住人が不在の時や、なかには寝ていた時もあったとしています。 住所不定のベトナム人の男は当初、技能実習生として入国したものの職場から行方不明になり、警察が空き家への侵入と窃盗未遂の疑いで5月29日に逮捕。防犯カメラの映像や余罪の捜査で、ほかの男を特定していきました。 4人は「生活費が欲しかった」と容疑を認めています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加