「葬式をするのが面倒だった」遺体の近くに「蚊取り線香」 臭い対策か 死体遺棄の疑いで逮捕の56歳男を送検 部屋はゴミが散乱している状態

自宅に遺体を放置したとして逮捕された諏訪市の男は、「遺体は父親で葬式をするのが面倒だった」といった趣旨の供述をしていることが、捜査関係者への取材で新たにわかりました。 死体遺棄の疑いで14日に逮捕された、諏訪市小和田南に住む無職の56歳の男は、16日身柄を検察に送られました。 調べによりますと、山田容疑者は8月16日ごろから9月14日まで、自宅のアパートの部屋に遺体を放置した疑いです。 近所の人から「異臭がする」と届け出があり、山田容疑者の部屋から年齢や性別などがわからない遺体が見つかりました。 この事件で山田容疑者は「遺体は父親、葬式をするのが面倒だった」といった趣旨の供述をしていることが、捜査関係者への取材で新たに分かりました。 部屋はゴミが散乱している状態で遺体の近くでは、蚊取り線香がたかれていたということで、臭いなどへの対策をしていた可能性があるということです。 警察では、遺体は山田容疑者と2人で暮らしていた80代の父親とみて、17日以降、司法解剖などをして身元の確認を進めることにしています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加