投石と催涙ガスの“応酬”を現地取材 フランス全土で50万人反政府デモ 娘を肩車し「“声を上げる権利”を見せる」と語る参加者も

18日、フランス・パリで広がった大規模デモ。 FNNのカメラは、警察とデモ隊の衝突の瞬間を捉えました。 緊縮予算などへの反発から先週に引き続き行われた反政府デモ。 しかし、その規模は前回を大きく上回り、フランス全土で50万人以上が参加しました。 不測の事態に備えてか、デモ隊が通るルートの銀行は全て施錠。 ATMや地下鉄も閉鎖されていました。 デモ開始から約3時間。 一部の暴徒化したデモ隊による挑発がエスカレート。 手に石を持っている男性も見られます。 制圧を試みる警察側と、それに抵抗するデモ隊。 所々、火が放たれている場所もありました。 距離を保ち投石などを続けるデモ隊に、警察側は催涙ガスで応戦します。 デモの始まりから6時間以上がたっても衝突が続き、催涙ガスが立ち込める現場。 それでもデモに参加し続ける市民の思いとは…。 デモの参加者: 僕はこの子に見せているんだよ。政府に納得できないとき、声をあげるのは自分たちの権利だってことをね。 今回のデモでは309人が逮捕され、警察官ら26人が負傷したということです。

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