7月に市に報告、聞き取りなど調査 障害者介護施設の入居者暴行事件で職員2人逮捕 浜松市

浜松市の障害者介護施設で、職員2人が入居者に暴行したとして逮捕された事件で、市は7月に施設から「暴力があった」という報告を受け、調査をしていたことが分かりました。 坂井剣一郎記者:「事件はこちらの介護施設で起こりました。施設では24時間体制でケアが行われていますが、こうした夜の時間帯に2つの暴行事件が起きたということです」 14日、浜松市中央区の介護職員の男(47)と自称・介護福祉士の女(74)は、勤務先の障害者介護施設で利用者の男性を椅子に縛ったり足蹴りをしたりするなどの暴行を加えた疑いで逮捕されました。 浜松市障害保健福祉課によりますと、7月に施設から「職員による入居者に対しての暴力があった」と報告がありました。その後、障害者虐待防止法に基づき、虐待があったかどうかの事実について、市は事件当時の状況や施設の運営状況を監督できているかどうか施設側に聞き取りを行ったということです。施設側は入居者の対応記録などの書類も提出していて、市は現在精査中ということです。

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