盗撮容疑で逮捕の千葉市消防士 停職6カ月、依願退職

八千代市の商業施設内で女子高校生のスカート内を盗撮した疑いで逮捕された千葉市消防局緑消防署の男性消防士長(28)について、同消防局は15日、停職6カ月の懲戒処分とした。消防士長は同日付で依願退職した。 県警などによると、消防士長は6月12日夕、女子高校生の背後からスマートフォンをスカートの下に差し入れ盗撮したとして、性的姿態撮影処罰法違反の疑いで7月に逮捕された。今月6日に不起訴処分となっていた。 同消防局によると、消防士長は聞き取りに対し「スリルによる興奮やストレス発散のためにやった」などと話した。当日は仕事が休みで、買い物をしに同施設を訪れた。女子高校生側とは示談が成立したという。 市村裕二消防局長は「誠に遺憾で、市民の信頼を損ね深くおわびする。職員一丸となって再発防止に取り組む」とした。管理監督責任で同消防署の署長(54)ら上司3人を口頭注意した。 (宮嶋優)

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