大阪府守口市の工事を巡る贈収賄事件で逮捕された市役所の参事の男が、約30件の随意契約で業者に便宜を図った可能性があることがわかりました。 19日朝送検された守口市役所健康推進課の参事、安田大輔容疑者(47)は去年9月以降、市民保健センターの修繕工事などを受注できるよう業者に便宜を図った見返りに、電動自転車など7点、46万円相当を受け取った疑いがもたれています。 警察や市によりますと、安田容疑者は50万円以下の随意契約の業者を選ぶ権限を持っていて、贈賄の疑いで逮捕された矢野勝久容疑者(38)の会社と去年から今年にかけて、約30件、1200万円ほどの随意契約をしていたことがわかりました。 警察は、安田容疑者がこの間の契約で便宜を図った可能性があるとみて調べています。