北九州市小倉南区で発生したニセ電話詐欺事件で、キャッシュカードを盗み、現金230万円あまりを引き出したとして、無職の男が逮捕されました。 受け子・出し子とみられています。逮捕されたのは、大阪市平野区の無職・佐藤俊勝容疑者(57)です。 警察によりますと、佐藤容疑者は、去年9月、何者か、らと共謀し、小倉南区に住む当時82歳の女性からキャッシュカード3枚をだまし取り、現金236万円あまりを引き出した疑いがもたれています。 女性は、何者かからの電話で「あなたの口座からお金が引き出されている」「取り返すからキャッシュカードを渡してください」などと嘘を言われ、自宅を訪れた佐藤容疑者にキャッシュカード3枚を盗まれたということです。 佐藤容疑者は警察の調べに対し、容疑を認めています。 また同様の複数の事件でも県外で逮捕されていて、手口などについて詳しく調べています。