逮捕された男らと女性の間に一体何があったのでしょうか。岐阜県可児市の女性を殺害した疑いで男らが逮捕された事件で、男のスマホから、女性が行方不明になる直前のSNSのやり取りが消えていたことが分かりました。 24日朝、殺人の疑いで送検された岐阜市の自営業・立花浩二容疑者(55)と、内縁の妻の神原美希容疑者(36)は、立花容疑者と知り合いだったとみられる、可児市の飲食店店員・野村花織さん(当時33)を殺害した疑いが持たれています。 野村さんは去年12月14日、可児市内で立花容疑者らと合流した後に行方が分からなくなり、その後、揖斐川町の山中で遺体で見つかりました。 捜査関係者への取材で、警察が押収した立花容疑者のスマホからは、野村さんと会う数日前からのSNSのやりとりが消えていたことが分かりました。事件に至るやり取りを隠す狙いがあったのでしょうか。 さらに野村さんが当日、ATMで現金30万円を引き出していたことも分かっています。 野村さんの妹は24日、東海テレビに無念のコメントを寄せました。 <野村さんの妹のコメント> 「姉とは喧嘩ばかりで、一度も2人でランチや買い物をしたことがなかった。本当は姉とたくさん話をしたかったです。本当に心残りばかりです。警察の皆さまには真実を追及していただき、姉の無念を晴らしていただきたいです」