神奈川県警は29日、不正アクセスで詐取した電子マネー「楽天キャッシュ」を現金化し、暗号資産(仮想通貨)に換えて隠匿したとして、組織犯罪処罰法違反(犯罪収益隠匿)容疑で住所不定、無職天野翔太容疑者(37)と同県厚木市、パート岸美沙容疑者(43)を再逮捕した。マネーロンダリング(資金洗浄)目的とみている。 県警は同容疑で栃木県日光市、会社員神山輝美容疑者(49)も新たに逮捕した。逮捕、再逮捕容疑は共謀して昨年5月、楽天キャッシュでレターパック940枚を購入し、買い取り店で売却。得た現金の一部が振り込まれた口座から約32万円で仮想通貨「ライトコイン」を購入し、何者かに送った疑い。