「置いたらすぐに部屋に戻ってください」73歳の女性が駐車場に現金2400万円置きだまし取られる

検察官を名乗る男などからのうその電話を信じた73歳の女性が、自宅の駐車場に現金2400万円を置き、だまし取られました。 今年11月、栃木県宇都宮市の73歳の女性に、検察官を名乗る男や警察官を名乗る女から「逮捕した犯人の自宅から、あなた名義の通帳が見つかった」「あなたも容疑者になっている」「あなたの疑いを晴らすため、保管しているお金の番号を調べる」などとウソの電話が複数回あり、自宅の駐車場に現金を置いておくよう指示されました。 女性は、銀行から複数回にわたって現金を下ろし、あわせて2400万円を手提げの紙袋に入れ、駐車場に止めた車の後ろに置いたということです。 その際、女性は、電話で男から「置いたらすぐに部屋に戻ってください」と指示されるがまま部屋に戻り、気づいた時に現金はなくなっていたということです。 女性は、その後、男に連絡を取ろうとしたものの連絡が取れなくなったことなどから、不審に感じて、警察に届け出ました。 警察は、複数人による犯行とみて特殊詐欺事件として捜査しています。

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