11月中旬、札幌市北区で声をかけた女性に対し、同意なく抱きつくなどわいせつな行為をしたとして、パキスタン国籍の男(62)が逮捕されました。 不同意わいせつの疑いで逮捕されたのは、札幌市東区に住む、パキスタン国籍の会社役員の男(62)です。 男は、11月17日夜、札幌市北区北14条西3丁目にあるビル内で、20代女性に抱きついてキスをするなどわいせつな行為をした疑いがもたれています。 警察によりますと、男は立ち寄ったコンビニエンスストアで「近くにあるビルに一緒に行かないか」などと女性に声をかけ、女性が断るそぶりを見せなかったとして、近くのビルに連れ込み、女性に抱きついたり、キスをしたりしたということです。 女性は、抱きつかれたり、キスをされたりしたことについて同意していないとして、被害にあった後、知人に相談。 この知人が「パキスタン人の男から20代女性がセクハラされた」と110番通報したということです。 警察は、被害女性に話を聞くなどしたうえで、防犯カメラなどから男を割り出し、容疑が固まったとして、事件発生から約2週間後の12月3日午後、男を逮捕しました。 警察の調べに対し、パキスタン国籍の会社役員の男(62)は「何も覚えていません」と容疑を否認しています。 警察が、事件の経緯や男の動機などを詳しく調べています。