警察官が犯人を安全かつ効果的に取り押さえる技術「逮捕術」を競う大会が12日、長崎市でありました。 江迎警察署 森紘顕 警部 (選手宣誓) 「本日は日頃練磨した訓練の成果を十分に発揮し、正々堂々試合することを誓います」 2年ぶりに開催された県警逮捕術大会。 県内22の警察署や本部から男女合わせて253人が参加し、署やチームのプライドをかけ団体戦や個人戦で競います。 逮捕術は柔道や剣道、ボクシングなど、様々な武道を組み合わせた警察独自の格闘技です。 手に何も持たない徒手だけでなく、双方が棒などを持った状態でも、安全かつ効果的に犯人を制圧・逮捕するための実践的な技術です。 今大会最年長 対馬北警察署 八戸繁秀 巡査部長(50) 「現場に行ったら若い人や年を取っている人は関係ない」「安全に市民の方を守れるような技術を今後とも身に着けていきたい」 交通機動隊(白バイ隊員)岡本大樹 巡査長(27) 「白バイは違反者とよく接する場面がある。違反者がいつなにをしてくるのかわからないので、日頃から訓練している」「訓練の成果が出たんじゃないかなと思う」 一本が決まる毎に会場には大きな歓声が・・。 出場した警察官は県民の期待と信頼に応えられるよう、今後も鍛錬を続けると決意を新たにしていました。