那珂川市で６７歳の男性が包丁で刺され殺害された事件。逮捕された長男が「両親に病院に連れていかれそうになりトラブルになった」などと話していることが新たに分かりました。 殺人と銃刀法違反の疑いで１３日、送検されたのは、那珂川市王塚台の無職・野口直希容疑者（４３）です。 警察によりますと、野口容疑者は１２日午前、自宅前の路上で父親の三義さん（６７）を包丁で刺し殺害した疑いがもたれています。 野口容疑者の６０代の母親も背中にけがをしていますが、命に別状ないということです。 警察の調べに対し、野口容疑者は容疑を認めていて、「両親に病院に連れて行かれそうになりトラブルになった」などと話していることが新たに分かりました。 野口容疑者は、両親と３人暮らしで、警察は家族間のトラブルが原因とみて調べを進めています。