モバイルオーダーで「弁当0円」 不正情報の送信でだまし取った疑い

飲食チェーン店のモバイルオーダーで決済金額を「0円」に改ざんし、弁当や総菜など184点をだまし取ったとして、警視庁は12日、無職の加藤嵩大容疑者(23)=東京都国分寺市=を私電磁的記録不正作出・同供用や詐欺などの疑いで逮捕した。容疑を認め、「外食したいと思ったがお金がなかった」と話しているという。捜査関係者への取材でわかった。 捜査関係者によると、加藤容疑者は6月11~18日、大手飲食チェーン店のモバイルオーダーの事務処理をするサーバーにウソの情報を記録させるなどして東京都国分寺市と立川市の3店舗で弁当や総菜、ご飯の量を増やすオプション料金など184点(販売価格計2万8400円)をだまし取るなどした疑いがある。 モバイルオーダーシステムの決済画面に移行した際の「決済成功情報」を何らかの方法でサーバーに送信し、不正に「0円」として購入していた、と同庁はみている。

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