西市民病院の医師 入院中の担当患者への不同意性交容疑で逮捕 神戸

勤務する病院で入院中の女性患者に性的暴行をしたとして、兵庫県警長田署は17日、不同意性交の疑いで、神戸市立医療センター西市民病院の医師の男(56)=同市西区=を逮捕した。 逮捕容疑は8月中旬、同市長田区一番町2の同病院内で、入院していた30代女性の下半身を触るなどした疑い。同署によると、調べに「必要な医療行為と認識していた」などと話し、容疑を否認しているという。 同署によると、男は被害女性の担当医師で、事件当時は女性がいる病室に1人で入り、触診と称して体を触ったという。女性が病院職員に相談し、病院側が署に届け出た。 同病院によると、男は消化器外科の医長で、地方独立行政法人神戸市民病院機構は17日付で懲戒解雇したと発表した。 同病院は取材に、中村一郎院長名で「被害を受けた患者と家族に心よりおわび申し上げる。医療従事者としてあってはならない行為で、誠に遺憾」などとするコメントを出した。

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