8月、入院中の女性に診療行為を装って性的暴行を加えたとして、神戸市立病院に勤務する医師の男が逮捕されました。 不同意性交等の疑いで逮捕された韓国籍で神戸市立医療センター西市民病院医師の姜貴嗣容疑者(56)は8月中旬、入院中の30代の女性患者に診察に必要な行為を装って性的暴行を加えた疑いがもたれています。 警察によりますと、被害者の女性が被害を受けた翌日、病院の職員に「体を触られた」と相談し、発覚しました。 警察は専門家への聞き取りから、姜容疑者の行為が病気の治療に必要な医療行為ではないと判断し、逮捕に踏み切ったということです。 警察や病院によりますと、姜容疑者は被害女性の担当医でした。 姜容疑者は「必要な医療行為と認識していました」と話し、容疑を否認しています。 姜容疑者はおよそ7年前から勤務していたということで警察が余罪の有無を調べています。 病院は「患者、市民の皆様からの信頼を裏切ることとなりましたことを深くお詫びいたします」としています。