死亡ひき逃げ事件の直前“傷害事件”に関与か 逮捕の男らは車で逃走中にひき逃げ事件を起こした可能性 現場付近の川からは刃物も 大阪・藤井寺市

大阪府藤井寺市の死亡ひき逃げ事件。逮捕された男らは別の場所で傷害事件に関与し、逃走中だった可能性が出てきました。 11月20日未明、藤井寺市大井の交差点で軽乗用車と乗用車が衝突し、軽乗用車を運転していた柏原市の会社員・草壁勝敏さん(57)が死亡。警察は現場から一時逃走した乗用車を運転していた、大阪狭山市の建設作業員・山内瞭斗容疑者(21)をひき逃げなどの疑いで逮捕・送検しています。 山内容疑者は取り調べに対し、「逃げたのはパニックを起こしたからです」と容疑を認めているということです。 ところが、事故発生から約1時間後… (現場を目撃した人)「事故現場のすぐ横の小さい川が流れているんですけども、そこで警察が何かを捜していた。犯人が(何かを)捨てたみたいなことを、警察が言っているのを聞きました」 捜査関係者によりますと、川の中から刃物が見つかったほか、付近の草むらからは山内容疑者の携帯電話が見つかったということです。 実はこのひき逃げ事件の直前、東大阪市内では乱闘騒ぎがあり、男性1人がケガをする傷害事件が発生していて、警察は山内容疑者と同乗者の2人が傷害事件に関与したあと、車で逃走中にひき逃げ事件を起こした可能性があるとみて捜査しています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加