「資金管理役」の女 所沢強盗事件前に不審な出入金/埼玉県

ことし10月、所沢市で起きた強盗致傷事件で逮捕された資金管理役とみられる女の銀行口座に、所沢市や東京都国分寺市の事件の前にも不審な出入金があったことが捜査関係者への取材でわかりました。 警察は5日、京都府京都市の職業不詳武藤恵子容疑者(26)をさいたま地検に送検しました。 事件はことし10月、所沢市の住宅に複数の男らが侵入し現金およそ16万円が奪われたもので、武藤容疑者は資金管理役として、3日逮捕されました。 捜査関係者によりますと、武藤容疑者は複数の口座を運用している旨の供述をしていて、ことし9月に国分寺市で起きた強盗事件よりも前から不審な出入金があったということです。 武藤容疑者はこれまでに、自身名義のインターネット銀行の口座について「闇バイトの人たちがとってきたお金が振り込まていた」と供述しているということです。 また、「アプリで指示を受けてお金を送る役だった」「これまでに20回から30回やった」と供述していることがわかりました。 警察は、武藤容疑者がこれまでの闇バイトに関連した事件に関与していないか捜査するとともに、犯行に至った動機などを調べています。

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