連休最終日となった24日、東京・足立区で乗用車が歩行者に突っ込むなどし、11人が死傷しました。足立区の現場はどうなっているのか伝えてもらいます。 ◇ 規制線は解除されていて、道路には車が走っています。事件を起こした車はこの場所から300メートルほど先で、歩行者や複数の車を巻き込むひき逃げ事件を起こし、このあたりでとまったということです。24日午後3時ごろに着いた時には、車の前方部分などが大きく破損していました。そして、消化器があるのですが、本来であればまわりに落ちている破片によって包まれているのですが、消火栓が大破してしまっている状況です。かなり強い衝撃だったことがうかがえます。 事件を起こした車を盗んだとして逮捕された男の行動に関して、新たな情報が入ってきました。 男は自動車販売店に来店した際、黒色のダウンに水色のデニムを着用していたということですが、警視庁によりますと、防犯カメラの映像から黒色のダウンを逃走の際にどこかに捨てたとみられることが新たにわかりました。現在も見つかっていない状況だということです。 警視庁は責任能力の有無を含めて捜査するとともに、この男がひき逃げ事件を起こした可能性が高いとみて、調べています。